通いたくなるエステサロンに共通していること。
それは、技術の高さはもちろんのこと、看板や内装デザイン、ホームページが「顧客の目線で作り込まれているか」という点がポイントとなってきます。
エステサロンに来るお客様は、施術で得られる効果のほかに、非日常的な特別感を求めてくる方が多いです。
そのため、エステサロンを作るときは、リラックスできるおしゃれな空間を演出することが大切になってきます。
今回は、エステサロンを作るときに「おしゃれさ」にこだわるべき理由を紹介！
集客やリピーターの獲得に重要な「看板」「内装デザイン」「ホームページ」を作るときのポイントを解説していきます。
エステサロンの看板はおしゃれなほうがいい？入りたくなる看板のポイントとは？
看板は、お店の顏となる重要なツールです。
看板のデザインをしっかりと作り込むだけでも、集客数アップに繋げることができますよ。
エステサロンの看板において重要なポイントは以下の通りです。
- エステサロンの魅力や特徴を伝える情報がしっかり記載されているか
- お店のコンセプトや雰囲気が伝わるデザインとなっているか
詳しく解説していきます。
エステサロンの魅力や特徴を伝える情報がしっかり記載されているか
エステサロンは、複数回のコースで利用してもらうことが多く、お店に来店してもらうためには信頼感や安心感を持ってもらうことが重要です。
そのため、看板には「顧客が知りたい情報をしっかりと記載する」ということが重要となってきます。
基本として以下のような情報を記載しておくと、お客様は安心して来店することができるでしょう。
- 店名
- 業種業態（フェイシャルエステ・ボディエステ・脱毛エステなど、どのようなエステをおこなっているのかわかりやすく示す）
- 営業日や営業時間
- 電話番号やメールアドレス
- ホームページのURL
- メニュー（料金や所要時間など）
- 予約方法
- 決済方法など
特にマンションの中にあるエステサロンなど、外から店舗の中が見えないような場合は、どのタイミングで営業しているのかをしっかりと伝える必要があります。
営業日、営業時間、予約方法などは、わかりやすく記載しましょう。
また、入り口がわかりづらい、駐車場が遠いサロンの場合は、駐車場の場所や入口の場所をしっかりと記載するなど、お客様を迷わせないようにする工夫が必要です。
お店のコンセプトや雰囲気が伝わるデザインとなっているか
街を歩いて、全ての看板をじっくりと見るという人はあまりいませんよね。
看板を見た人は「自分のニーズに合っているお店なのか」を、ほんの一瞬で判断します。
効果的に集客を狙える看板を作るためには、お店のコンセプトや雰囲気が、パッと見で伝わるようにすることがポイント。
色や素材・フォントなどを効果的に工夫したり、お店ならではの強みを記載するなどして、そのエステサロンの魅力を視覚的に伝えることが重要です。
エステサロンの看板におすすめのデザインのポイントとは？
看板に使用する色やフォントは、ターゲットに合わせてデザインを決めていくのが重要となります。
エステサロンの看板におすすめのデザインのポイントは以下の通りです。
- 優しい雰囲気なら淡いトーンで
- 清潔感を出したいなら白をメインに
- 高級感重視なら、黒や茶、ネイビーなどの深みのあるカラーを
- フォントは丸ゴシックや明朝体、楷書が好まれる
エステサロンは女性を対象にしていることが多いので、女性に好まれるカラーで看板を作るのがおすすめです。
また、エステサロンの看板に使うフォントは、カジュアルなゴシック体よりも、柔らかい印象を与える丸ゴシックや、高級感のある明朝体、楷書などが多く使われます。
フォントやカラーだけでも印象が大きく変わるので、お店の雰囲気や、ターゲットに好まれるデザインをイメージしながら決めていきましょう。
エステサロンにおすすめの看板の種類は？
看板には、スタンド看板やのぼり旗、垂れ幕など、様々な種類があります。
エステサロンで良く使用される看板や、おすすめの用途について紹介していきます。
エステサロンの看板の種類①：スタンド看板
スタンド看板は、自立することができるタイプの看板で、立て看板とも呼ばれます。
サイズもコンパクトで費用もあまりかからず、手軽に設置できる点が魅力。
ホワイトボードや黒板のように、直接書き込むタイプや、印刷物をはめ込むタイプがあります。
施術メニューや料金、運営情報の表示に使われることが多いのが特徴。
タイプによっては、チラシやクーポンを設置できる仕様となっているものもあり、集客ツールとして非常に効果的な看板です。
デメリットとしては、店舗の立地によっては設置場所がなかったり、人や自転車等がぶつかって破損するリスクがあるなどがあげられます。
エステサロンの看板の種類②：突き出し看板
突き出し看板は、建物から道路に向かって突き出しているタイプの看板のことです。
主に店名の表示に使用されます。
高い位置にあるため、車内や遠くからでも見えやすいといった点がメリットです。
しかし、サイズが小さいため、掲載できる情報は店名や電話番号、キャッチコピーなどと限られます。
情報を伝えるためというよりは、お店の目印として使用することが向いている看板です。
エステサロンの看板の種類③：のぼり旗
のぼり旗は、店頭などに括りつけて使用する、縦長の旗のことを言います。
店名やキャッチコピーの他、キャンペーン情報などの大まかな情報の記載に使用されることが多いです。
設置場所が必要だったり、耐久性が低いといったデメリットがありますが、5,000円前後と比較的安価な値段で導入できる点は嬉しいポイント。
風になびくため人の目に留まりやすいといったメリットもあります。
【画像あり】おしゃれな内装デザイン3選！人気のエステサロンを作るコツ
次は内装デザインについて触れていきます。
先述したように、エステサロンにくるお客様は、非日常的で贅沢な時間を過ごしたいと考えている人が多くいます。
どんなにエステの技術が高くても、お店の内装がボロボロだったり、ごちゃごちゃとした生活感のある空間だったら、リピーターには繋がりにくいでしょう。
そのため、内装デザインをおしゃれにすることは、集客においてもとっても重要なポイントです。
エステサロンの内装は「リラックスできる」ことが大前提
内装を非日常的はおしゃれな空間にすることが大切と解説しましたが、おしゃれだったら何でもいいというわけではありません。
エステサロンにくるお客様のニーズは、「リラックスすること」が大前提となっています。
どんなにおしゃれさにこだわって内装をデザインしても、明るすぎたり、にぎやかすぎたりするデザインは、お客様は落ち着かずリラックスすることができません。
エステサロンの内装デザインには色彩効果を取り入れるのがおすすめ
エステサロンでリラックスできる特別な空間を作るためには、内装デザインをするときに「清潔感」「落ち着き」「幸福感」「高級感」等をイメージさせるカラーを取り入れてデザインすることがおすすめです。
例えば清潔感なら白、落ち着きならグレー・青・茶、幸福感なら黄色・ピンク・緑といったように、色彩効果を意識しながらインテリアや壁、カーテン等を決めていくといいですよ。
また、ウッド素材を取り入れたり、壁や床、扉などを装飾してみるなど、素材にこだわるものいいですね。
※色彩効果とは、カラーセラピーとも呼ばれ、色が人に与える印象や心理効果のことを言います。
おしゃれなエステサロン3選を画像で紹介！
ここからは実際にあるエステサロンの中からおしゃれな内装をピックアップして紹介していきます。
内装がおしゃれなエステサロン①：たかの友梨Beauty Clinic横浜ベイシェラトンホテル店
たかの友梨Beauty Clinic横浜ベイシェラトン ホテル店は、ラグジュアリー＆モダンをコンセプトとした内装となっています。
白やグレーをベースにした落ち着きのある空間に、ゴールドの装飾を取り入れ、高級感のあるデザインが特徴です。
内装がおしゃれなエステサロン②：Appartement salon.monique
こちらのサロンは、「家に帰る感覚で行けるサロン」をコンセプトにしたエステサロンです。
フランスのアパルトマンをイメージした内装となっており、白と黒を基調とした落ち着きのある印象ですね。
照明を効果的に使ってリラックスできる空間が作られています。
内装がおしゃれなエステサロン③：ClairAnge
こちらのサロンは、ウッド調の素材を活かしたナチュラルなデザインが特徴。
光がたっぷり入る明るい空間となっており、心がスッキリするようなさわやかなデザインです。
おしゃれなゴールドのインテリアがアクセントとなっています。
おしゃれさだけじゃない！エステサロンのホームページを作る重要な6つのステップ
ネットでの情報収集が当たり前となった現代では、ホームページも重要な集客ツールです。
ホームページは、自身のエステサロンのサービス内容を広くアピールできるだけではなく、新規の顧客の来店や契約の可能性をアップさせる効果もあります。
できるだけおしゃれなデザインにしたいと考える人も多いかと思いますが、集客を狙えるホームページにするためには、いくつかのポイントをおさえる必要があります。
ポイント①：エステサロンのコンセプトや特徴を明確に
まずはエステサロンのコンセプトや特徴が、ホームページを訪れた人に伝わることが大切です。
自身のお店のコンセプトをしっかりと伝えることで、ターゲットに刺さりやすいホームページを作ることができます。
他の店舗にない強みや、サービスを記載することで、ライバルとの差別化を図ることができますよ。
ポイント②：施術の内容や料金を記載する
メニューや金額が不明だと、顧客は来店の判断をすることができず、集客には繋がりにくいでしょう。
そのため、施術内容や料金はわかりやすい位置に掲載することが大切です。
また、施術中の様子やスタッフの写真を掲載するのもおすすめ。
施術やサロンのイメージがわきやすくなり、お客様に信頼感や安心感を与えることができます。
さらに、施術のビフォーアフターの掲載なども、より顧客の心を掴みやすくなるので効果的ですよ。
ポイント③：予約ページへのリンクは必須
ホームページでお客様が興味を盛ってくれても、サイト内で予約ページへの誘導がうまく出来ていないと集客率が下がってしまいます。
そのため、予約ページへのリンクはわかりやすい場所に設置する必要があります。
コンセプトやメニュー、サービス等をわかりやすく伝えた後に、予約に誘導できるような仕組みを考え、配置することが大切です。
ポイント④：デザインはターゲットに合わせる
エステサロンのホームページのデザインはおしゃれなものが多いですよね。
しかし、おしゃれであればなんでもいいわけではなく、ターゲットに合わせてデザインを考えることが大切です。
たとえばイメージしているターゲット層が男性か、女性かでも大きくイメージが変わってきますし、年齢層や、どのようなコンセプトを求めているかによっても好まれるデザインが異なります。
自身のエステサロンのターゲットをイメージし、その対象の心に刺さるようなデザインを作ることが大切です。
ポイント⑤：スマホで見やすいデザインにすることが重要
今はインターネットをスマホメインで使用する人が増加しています。
そのため、ホームページはスマートフォンに対応したレスポンシブデザインになっていることが重要です。
ホームページ作成ツールなどでも、レスポンシブに対応しているものがたくさんあります。
そのようなツールを使えば、自分でも簡単にスマホ対応のホームページをつくることができますよ。
ポイント⑥：SNSやブログを連携させてファンの獲得を目指す
SNSやブログを活用することも、集客に効果的です。
ターゲットの心に響くような文章や、写真などのコンテンツを工夫することで、親しみやすさを与え、新規顧客、リピーターの獲得に繋がりやすくなりますよ。
ホームページ内にブログやSNSを連携させることもできるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
【オシャレ・落ち着く・高級】エステサロンのデザインは顧客目線で考えることが重要！
今回は、エステサロンの看板、内装デザイン、ホームページを作るときのポイントについて紹介しました。
いずれもエステサロンの集客やリピーターの獲得に重要なツールとなり、デザインするときはしっかりとポイントをおさえて作る必要があります。
最も重要なポイントは、ターゲットに刺さるようなデザインにすること。
自身のエステサロンの顧客のイメージに合わせ、オシャレさを重視したり、高級さをアピールしたりとデザインを考えることが大切です。
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