【保存版】エステサロンの開業はなぜ失敗する？原因や成功への対策とは？

エステサロンには資格が必要なく、開業しやすいといったメリットがあります。
しかしその分競合が多く、開業したサロンの半数が1年で、90％が3年以内に廃業するといった厳しい一面も。

そのため無事に開業できたとしても、その後の経営が軌道に乗るとは限らず、失敗してしまうリスクも大きい業種です。
今回は、エステサロンの開業が失敗する原因と、成功への対策について紹介していきます。

エステサロンの開業が失敗する原因とは？

エステサロンの開業が失敗する原因として、よくあるパターンを紹介していきます。

1. 技術力や接客力が不足している
2. 集客のためのアプローチ方法が適切でない
3. 客層やターゲット、コンセプトが絞り切れていない
4. 価格設定が高すぎ・もしくは安すぎる
5. 顧客満足度が低く、リピーターが獲得できていない
6. 初期費用をかけすぎて、初期投資分の回収ができない
7. 最初に用意した資金が不十分だった、もしくは無計画経営で資金が尽きてしまった

先述した通り、エステサロンの開業には資格が必要ありません。
しかし、技術や知識が未熟な状態で独立してしまえば、お客様が満足できる施術ができずにお客様が離れて行ってしまいます。

また、オーナーが十分なスキルを持っていても、スタッフの技術や接客に問題があれば、リピーターを獲得することは難しいでしょう。
開業後もスキルアップを目指し続けることが、エステサロンの満足度を上げるためには大切です。

そして、エステサロンの客層やターゲットやコンセプトが曖昧だと、エステの魅力を伝えることができず、お客さまの心を掴むことができません。
ターゲット層を絞り、そのターゲットに刺さるようなメニュー作りや宣伝媒体の選定、料金設定を行うことが重要です。

さらに、運転資金が尽きてしまうことで廃業してしまうサロンも多くあります。
売り上げがなくても、店舗の家賃や水道光熱費、スタッフの人件費など毎月発生する費用は支払わなければなりません。

また、初期費用に費用をかけすぎると回収期間が長くなり、その分資金繰りが厳しくなります。
開業前に、運転資金のシミュレーションを行うことはもちろん、当面利益がなくても運営していけるだけの資金を用意しておくことが大切です。

失敗しないためにはどうする？エステサロンの開業を成功させる5つのポイント

エステサロンの開業を失敗しないために、具体的にはどのような対策が必要なのでしょうか。
ここからは、エステサロンの開業を成功させるためのポイントを紹介していきます。

1. コストを差し引いても利益がでるような価格設定にする
2. エステサロンの内装やインテリアを工夫し、リラックスできる空間づくりを心がける
3. 自分のエステサロンの強みや魅力をしっかりとアピールする
4. コンサルティングや経営に関するセミナーやスクールに通い知識を深める
5. 常にお客様の満足度を意識しながら経営する

エステサロンの開業を失敗させないためには、経営者として集客や価格、コンセプト設定、数字管理など様々な視点から気を配る必要があります。
ターゲットやコンセプトをしっかりと設定し、自分のエステサロンの魅力や強みをしっかりとPRしていきましょう。