【最新版】個人でエステサロンの経営者になると年収はアップする？経営理念や成功の秘訣

エステサロンを独立開業する際、気になるのは収入面なのではないでしょうか。
個人でエステサロンの経営者になると、会社員として勤務していた時よりも年収がアップするのか気になりますよね。

今回は、個人エステサロンの経営者になった場合の年収や、成功するポイントについて紹介していきます。
取得しておくべき資格や、経営に関する税金についても解説していくので、これからエステサロンの経営者を目指す人はぜひ参考にしてみてくださいね！

個人でエステサロンを経営すると年収はどれくらい？成功するために必要な事も紹介！

個人でエステサロンを開業する場合、経営者のスキルや顧客の多さによって年収は変わってきます。
300万円程の人もいれば、1,000万円稼ぐ人までおり、ピンからキリまで幅が広いです。
中でも開業してすぐはエステサロンの知名度が低く、お客様も少ない傾向にあるので、年収が300万円を下回ることも少なくありません。

さらに、個人でエステサロンを経営する場合は、売り上げがそのまま月収になるわけではない点に注意してください。
消耗品やローン返済、家賃など、エステサロンの経営に必要な経費を差し引いた金額が収入となります。

そのため、ある程度のお客様が来店するようになるまでは、会社員として雇われていた時代よりも収入が減ることも覚悟しておきましょう。

エステサロンの経営を成功させるためのポイント

個人で経営するエステサロンで、収入をアップさせるにはエステの知名度を上げ、お客様を増やすことが重要です。
エステサロンの経営を成功させるポイントは以下の通りです。

1. WebサイトやSNS、チラシなどの集客ツールを活用し、新規顧客を増やす
2. エステサロンに来てもらいたい顧客層を明確にし、ターゲットの悩みに合った訴求ポイントを考える
3. 接客や施術、内装デザインなどにこだわり、顧客満足度を上げてリピート率をあげる
4. メニューの価格を下げすぎるとリピーターに繋がりにくいので初回の価格設定に注意する
5. ある程度のお客様が集まるようになったら客単価を上げる

エステサロンの経営者として取得しておくべき資格はある？

エステサロンの経営に必須となる資格はありません。
資格が要らないということは、極端な話、知識がなくても始められるということでもあります。

しかし、資格を取得することできちんとスキルを証明することができ、お客様に安心感を持ってもらいやすくなるでしょう。
また、ホームページなどで取得している資格を掲載すれば、エステサロンの信頼感が高まり集客に繋がる可能性もあります。

エステの資格として代表的なものは以下の通りです。

1. AJESHE認定エステティシャン
2. AJESHE認定上級エステティシャン
3. AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
4. AEA認定エステティシャン
5. AEA上級認定エステティシャン
6. AEA認定インターナショナルエステティシャン

中でも「AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー」と「AEA認定インターナショナルエステティシャン」は難易度が高く、お客様に求められる実践力やサロンでの指導力を有していると認められたことを示す資格です。

厳しい審査と条件を通過した実力のあるエステティシャンのみ与えられる資格なので、取得していればエステサロンの経営において有利に働く事も多いでしょう。
エステには資格は必要ありませんが、サロンの経営において自分の実力を示すためにも取得しておくことをおすすめします。

考え方を解説！エステサロンの開業には経営理念が重要！

経営理念とは、経営者の信念に基づき、経営面での指標となる活動方針や方向性を示した言葉のことを言います。
エステサロンの経営において、一貫性を保つために経営理念を考えることは非常に重要です。

ここからはエステサロンにおける経営理念の考え方について紹介していきます。
経営理念を考えるときは、まず、存在意義（ミッション）、目標（ビジョン）、価値観（バリュー）の3つについて考えてみましょう。

①存在意義（ミッション）

まずは、エステサロンを通じて、どのような人に対し、どのような価値を与えたいと考えているのかを考えてみます。
何のためにエステサロンを開業したいと考えたのか、想いやこだわりを書き出してみましょう。

例：「多忙な女性たちにリラックスできる環境を提供したい」「子育て中の女性でも気軽にエステを利用してほしい」など

②目標（ビジョン）

「存在意義を叶えるために、具体的にどのようなエステサロンを目指していくのか。」という目標を決めていきます。
例：「内装や香りを工夫し、リラックスできる空間にこだわったエステにする」「子育て中のママでも来店しやすいエステにする」など

③価値観（バリュー）

エステサロンにとって、大切にしている価値観や信念についてです。
価値観は、存在意義や目標を叶えるために行動をする際、基準となるものです。
わかりやすく具体的な内容で考えてみましょう。

例：「カウンセリングを細かく行い、お客様の悩みに対応できる施術を提案する」など

これらの3つの要素を基に、経営理念を考えていきましょう。
ただし、要素を考えるときはしっかりと自分の本音を反映させないとブレてしまうため、自分の想いをしっかりと書き出すことが大切です。

知っておこう！エステサロン経営の税金について

個人事業主としてエステサロンを開業した場合、注意したいのが税金についてです。
エステサロンを経営する個人事業主は、以下の4つの税金を収める必要があります。

• 消費税
• 個人事業性
• 所得税
• 住民税

会社勤めの場合は、事業者側が年末調整を行ってくれるため確定申告は必要ありません。
しかしエステサロンを個人事業主として開業した場合は、自分で確定申告を行う必要があります。

エステサロンを開業し一定以上の収入がある場合は、忘れずに確定申告を行い必要な税金を収めましょう。