エステサロンに関する職業というと「エステティシャン」や「アロマセラピスト」が思い浮かびますよね。
この2つの職業は、「お客様の美と健康をサポートする」という意味では共通していますが、仕事内容には違いがあるんですよ。
今回は、エステティシャンとアロマセラピストの違いについて解説していきます。
将来は美容に関する仕事に就きたいと考えている方は、「エステティシャン」や「アロマセラピスト」のことも知ってみてくださいね!
【仕事内容・資格】エステティシャンとアロマセラピストにはこんな違いがある!
エステティシャンとアロマセラピスト、働き方や資格にはどのような違いがあるのでしょうか。
エステティシャンの仕事内容

エステティシャンが行う施術は、主に美肌や痩身、脱毛など「見た目に関するケア」が中心です。
ハンドマッサージや美容機器を用いた施術を行ったり、お客様の悩みに合わせて化粧品やサプリなどの物販を行ったりします。
エステティシャンとして働くために国家資格は必要ありませんが、美容に関する知識や技術が求められる職業。
エステティシャンに必要な知識が得られる人気の民間資格として、AJESTHE認定エステティシャンやAEA認定エステティシャンなどがあります。
アロマセラピストの仕事内容

アロマセラピストの仕事は、アロマオイルを使用してトリートメントを行ったり、精油に関するアドバイスを行ったりすることがメインです。
ストレス緩和やリラクゼーションなど、心や体の内面のケアを行うことが中心となるため、精油の持つ特性を幅広く理解し、香りによる人体への影響、生理学、心理学などの知識を身に着けておくことが求められます。
最近のストレス社会では、リラクゼーションや癒しへの関心が高まっており、活躍の場の拡大が期待される職業ですよ。
アロマセラピストの民間資格としては、日本アロマ環境協会(AEAJ)やIFA国際アロマセラピスト連盟の資格が有名。
資格は必須ではありませんが、アロマの知識や法律などを学ぶことができ、お客様の信頼度もアップしますよ。
目指すならどっち?エステティシャンやアロマセラピストはどんな人に向いている?

エステティシャンとアロマセラピストは、どのような人に向いているのでしょうか。
先述したように、エステティシャンは「見た目に関するケア」、アロマセラピストは「内面に関するケア」を中心に行います。
そのため、フェイシャルや痩身、脱毛など、お客様の美をサポートするお仕事がしたいのであればエステティシャンがおすすめです。
一方で、見た目だけではなく、メンタル面を含めたケアや、リラクゼーションを提供したいのであればアロマセラピストを目指すのが良いでしょう。