エステティシャンというと、「ノルマが厳しい」「達成しないとお給料が増えない」といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
そのため、求人を探すときに、「ノルマなしのエステサロンがいい」と考える人もいると思います。
しかし、ノルマあり・なしにはそれぞれメリットやデメリットがあり、一概にノルマがないほうがいいとも言いきれません。
この記事では、エステティシャンのノルマに関わるメリットやデメリットについて紹介していきます。
ポーラなどの大手エステサロンにはノルマがある?ノルマがエステティシャンにもたらすメリットとは?
数年前の話となりますが、大手エステサロンにおいて、ノルマを達成できないと自腹購入や休日出勤などペナルティを課せられるといった問題が表面化し、提訴される事態に発展したケースが相次ぎました。
このことから、大手エステサロンではノルマが厳しいというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、ノルマを設けているエステサロンは今でも存在します。
しかしエステ業界のブラックな部分が表面化し、離職率の高さが問題視され始めたことにより、ノルマを課せられるサロンは徐々に減少傾向にあるようです。
ポーラやミュゼなどのように「ノルマを課すことは一切ない」と宣言している大手エステサロンも増えています。
このように問題視されがちなエステサロンのノルマですが、辛い面だけではなくメリットも存在するんですよ。
ノルマのメリット
- モチベーションアップにつながる
- 努力や能力によって給料がアップする
- 業務の質が向上する
ノルマがあることで、給料アップや業務の質が向上するといったメリットがあり、人によってはやる気につながる場合もあります。
ただし、ノルマによって精神的なプレッシャーや疲労を感じる人も多くいるため、自分に合った働き方なのかを見極めることが重要です。
ノルマなしのエステティシャンの求人にもデメリットがある!?
ノルマには「つらい」といったイメージが強くあるため、ノルマなしのエステサロンのほうが働きやすいのではと考える人は多いのではないでしょうか。
しかし、ノルマなしのエステサロンの場合、客単価を低く設定していることが多い傾向にあります。
そのため、売上をあげるためにはより多くのお客様を集めることが必要に。
ノルマがない代わりに、より多くのお客様を対応しなければならないため、肉体的な負担が大きくなるといったデメリットがあります。
同時に、ノルマを設けているサロンに比べて給料も少ないことも多く、しっかりと稼ぎたい人にとってはマイナスに感じる部分も多いかもしれません。
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