エステサロンに欠かせない備品のひとつであるタオル。
お客様に心地よさを感じていたただくためには、タオル選びが非常に重要です。
また、エステサロンのタオルは、オイルや皮脂などで汚れやすいため正しいお手入れが必要。
この記事では、エステサロンにおけるタオルの選び方やおすすめ商品を紹介していきます。
合わせて、タオルの洗濯方法についても解説していきますので、これからエステサロンを開業される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
【サイズや生地】エステ用のタオルの選び方
エステサロンにおけるタオルは、使用目的別に大きく「ドライユース」「ウェットユース」の2種類に分けられます。
エステサロンにおけるタオルは、用途に合わせてドライユース・ウェットユースを使い分けるのがポイントです。
ドライユース | 水分を拭き取る目的で使用するタオル。 厚手で吸水性が良いものが向いている。 例:フェイスタオル・バスタオル・タオルケット・タオルシーツ |
ウェットユース | 濡らして使用するタオル。 薄手で小さめ・速乾性のあるものがおすすめ。 例:スチームタオル・おしぼり用タオル・浴用タオル |
エステサロンで必要なタオルの種類
エステサロンでは、目的に合わせて様々な種類のタオルを使い分けます。
エステサロンの施術を行う場合、以下の種類のタオルを用意しましょう。
ハンドタオル | お茶出しの際のおしぼりや、施術後の顔の拭き取りなど |
スチームタオル | ホットタオル・オイルのふきとり・肩掛け用など |
フェイスタオル | タオルターバン・肩掛け用・洗顔用など |
バスタオル | 体のふきとり・ひざかけ・ベッドの敷きタオルなど |
タオルケット | ベットの敷タオル・体に掛けるようなど |
業務用のタオルの生地
業務用のタオルには、様々な生地があります。
肌触りや吸水力が大きく異なるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。
パイル生地 | タオルとして最も一般的な生地。 表面にループがあり、吸水性や保湿性が高い。 ドライユースからウェットユースまで、幅広い使い方が可能 |
シャーリング生地 | パイル生地のループの上部をカットして作る生地。 表面が柔らかく肌触りが良いが、吸水性は低い。 |
ワッフル生地 | 表面にワッフルのような凸凹を施した生地。 サラっとした軽い肌触りが特徴で、暑い時期にタオルケットとして使うのがおすすめ。 |
ベロア | ビロードのような光沢があるのが特徴。 ふわっとした肌触りがあり、高級感があるためベッドシーツやブランケットとして使うのがおすすめ |
マイクロファイバー | ナイロンやポリエステルなどの化学繊維で作られた生地。 吸水性や速乾性に優れている。 比較的安価に入手できるが、劣化しやすい。 |
エステサロンにおすすめのタオルを紹介!
ここからはエステサロンにおすすめのタオルを紹介していきます。
あきないタオル ふんわりスレン染めシリーズ
厚手で毛足が長く、ふんわりした柔らかい肌触りが特徴。
スレン染めで耐久性が高いため、繰り返し洗濯しても色落ちしにくいですよ。
八木満タオル株式会社 エステタオル
複数のエステサロンの意見をもとに開発されたタオルです。
シャーリング加工されており、肌触りも抜群。
カラーバリエーションが豊富なため、サロンの雰囲気に合わせて選ぶことができますよ。
皮脂やオイルはどう落とす?エステ用タオルの洗濯方法とは?
エステサロンで使用するタオルには、大量のオイルや皮脂が付着しています。
これらのオイルや皮脂は、水をはじいてしまい、普通に洗濯するだけではなかなか落とすことができません。
しかし、放っておくとにおいや黒ずみの原因となることもあるため対策が必要です。
ここからは、エステサロンで使用するタオルの洗濯方法を紹介していきます。
オイルを大量に含んだタオルの洗濯方法
タオルにしみついたオイルは、不飽和脂肪酸と呼ばれる油が多く含まれており、水が浸透しにくくなっています。
油がタオルに残ってしまうと、ニオイや黒ずみの原因にもなってしまうためしっかりと落としきることが重要です。
この不飽和脂肪酸をきれいにするためには、「重曹」や「過炭酸ナトリウム」などのアルカリ剤を使用するのがおすすめ。
バケツに40~50度程度のお湯と重曹を入れ、タオルを漬け込んでから洗濯すると、オイルをしっかりと落とすことができます。
そのほかにも、油汚れに強い食器洗い用洗剤で下洗いするのも効果的です。
エステサロンでタオルを洗濯する際の注意点
- 乾燥機を使用する場合は乾燥終了後に放置しない
- オイルのついたタオルは他の洗濯ものと一緒に洗わない
オイルが落としきれていないタオルを乾燥機にかけ、放置してしまうと発火の原因となります。
そのため、乾燥終了後はすぐに取り出し、しっかりと冷ますことが重要です。
また、オイルは一緒に洗うものに付着してしまうため、オイルのついていない洗濯物と分けて洗濯を行いましょう。
エステで使用するタオルには柔軟剤は使ったほうがいいの?香りもこだわるべき?
摩擦や静電気から衣類を守り、心地よい香りづけを行ってくれる柔軟剤ですが、実はタオルへの使用はおすすめできません。
柔軟剤は、繊維の表面に薄い油膜を作ることで衣類守ってくれるのですが、その油膜があることで水をはじいてしまい、タオルの吸水性をダウンさせてしまいます。
また、水をはじく性質により汚れを十分に落とすことができず、においや劣化の原因となることも。
そのため、エステで使用するタオルはできるだけ柔軟剤を使用しないほうが◎です。
「柔軟剤がないとタオルがふわふわにならない」という人は以下の方法を試してみてください。
タオルをふわっと仕上げる方法
- 既定の水量よりも多めのお水で洗濯をする
- 「パンパン」と上下に強めに振ってから干す
- 風通しの良い場所で陰干しにする
また、タオルの香りにもこだわりたいという方も多いかと思いますが、その場合でも柔軟剤を使用するのはおすすめしません。
タオルの香り付けにはタオルスチーマー用のコロンを使用するのがおすすめです。
通常はスチーマーのタンク内に入れて使用する物ですが、タオルに直接吹き替けて使用することもできます。
エステサロン用の物も多くのメーカーから販売されているので、お気に入りの香りを見つけてみてはいかがでしょうか。
エステ用のタオルは洗濯業者やレンタルを利用するのもおすすめ!
エステサロンのタオルは、お客様が気持ちよく過ごせるように、肌触りや清潔感などの品質にこだわることが重要です。
しかし、タオルの状態を常に良い状態に管理することは、なかなか大変で負担に感じる方も多いのではないでしょうか。
できるだけ業務の負担を軽くしたいという方は、タオルのレンタルや洗濯サービスを利用するのもおすすめ。
洗濯や管理はプロが行ってくれるため、ニオイや汚れを気にする必要がありません。
自分に合った方法で、気持ちの良いタオルをお客様に使っていただきましょう。
コメント
stromectol tablets uk – atacand generic tegretol 400mg generic