【保存版】地域によって出店に条件がある！エステサロンの開業は「用途地域」に注意！

みなさんは、「用途地域」という言葉をご存じでしょうか。
この用途地域は、店舗の開業や移転、リニューアルなどに大きく影響する法令のひとつです。

これからエステサロンの開業を検討されている方は、この用途地域についてしっかりと知っておくことが重要。
知らずに開業や移転を行ってしまうと、「実はエステサロンの営業ができない地域だった」といったことにもなりかねません。

この記事では、エステサロン開業に関わる用途地域について紹介していきます。

出店できない!?エステサロン開業に関わる用途地域とは？

用途地域とは、建築を許可される建築物の用途が決められている地域のことを言います。
都市計画法の地域地区の一つで、用途の混在を防ぐことが目的です。
住居、商業、工場など、合計13の用途地域に分けられます。

わかりやすく言うと、「このエリアにはこんな建物しか建てられませんよ」や「こんな施設しか営業できませんよ」といった制限の事です。

例えば、住宅街のど真ん中にパチンコ店が開店してしまったら、住んでいる方は困りますよね。
それぞれの用途に合った環境を構築するために定められているのが、用途地域となります。

エステサロンを自宅や居抜き物件で開業する際や、土地を購入して始める場合は、この用途地域をしっかりと調べることが重要。
理解せずに進めてしまうと、法令違反となりお店を開くことができなかった…ということにもなりかねません。

用途地域は、国土交通省が運営している「国土数値情報ダウンロードサイト」から、地域ごとの用途地域データを調べることが可能です。
また、希望の場所にどのような業種制限があるのか判断できない場合は、役所に問い合わせれば確認することができます。

戸建てや居抜き物件などでエステサロンの開業を検討されている方は、事前に用途地域についてしっかりと調べておきましょう。