女性のキレイをサポートするエステティシャンのお仕事に憧れる女性も多いですよね。
そこで気になるのが、「エステシャンとして働くために、どのような資格が必要なのか」という点なのではないでしょうか。
この記事では、エステティシャンに必要な資格を詳しく紹介していきます。
また、働きながらエステティシャンを目指す人のために、通信や独学などで資格を取得する方法についても触れていきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
- 【資格いらないって本当?】エステティシャンになる方法や主な仕事内容を紹介!
- 資格あり・なしでエステティシャンの働き方はどう変わる?
- 【AJESTHE・AEA】エステティシャンの民間資格にはどんな種類がある?
- 通信講座で資格取得を目指したい!学べるエステティシャンの講座を調査!
- 独学でエステティシャンの資格取得は目指せる?
- エステティシャンの資格取得するにはどれくらいの期間がかかる?
- 要注意!エステサロンのメニューによっては資格必要なエステティシャンの施術もある!
- 【美容業界で働く人におすすめ】エステティシャンが持っているといい資格とは?
- 【エステティシャンに転職・スキルアップ】働きながら資格取得するための方法を伝授!
- 看護師からエステティシャンに!持っていると有利な資格や働き方は?
- 【メリット・デメリット】エステティシャンの資格を取るとどんな利点があるの?
- 資格が欲しいエステティシャンは資格取得支援制度のある求人を探すのもおすすめ!
- 資格を取得して人気のエステティシャンを目指そう
【資格いらないって本当?】エステティシャンになる方法や主な仕事内容を紹介!
美容師や理容師とは違い、エステティシャンには国家資格というものが存在しません。
そのため資格の取得は必須ではなく、エステティシャンの仕事に興味があれば誰でも挑戦することが可能です。
エステサロンの求人を見ても、未経験者を受け入れているところは多くありますよ。
とはいえ、ある程度の美容やエステティックに関する知識が求められるため、事前にエステのスクールに通ったり、入社後の研修を受けてからエステティシャンとしてデビューするのが一般的です。
エステティシャンの主な仕事内容
- お客様への接客やカウンセリング
- フェイシャル、ボディ、脱毛などの施術
- 化粧品やサプリなど、店販商品の販売
- 会計や予約管理などの事務作業
- サロン内の清掃や備品管理
- SNSやホームページの更新
エステティシャンのお仕事というと、カウンセリングやフェイシャル・ボディ・脱毛などの施術をイメージする方が多いと思います。
しかし実際に行う業務は多岐にわたり、事務作業、清掃、SNSの更新などもエステティシャンのお仕事です。
このような通常業務に加えて、業務後は研修が入ることも多いため、エステティシャンは夜遅くまで働いていることも少なくありません。
エステティシャンのお仕事というと華やかなイメージがありますが、実際は体力と精神力が求められる職業なんですよ。
エステティシャンになる方法
エステティシャンになるためには、大きく分けて3つの方法があります。
①美容専門学校やエステティックスクールを経てエステサロンに就職する
エステティシャンを目指すルートとして最も一般的なのが、美容専門学校やエステティックスクールでエステの知識や技術を習得してから就職を目指す方法です。
これらの学校は、就職に関するサポートが充実していることが多いため、卒業後にスムーズに就職を目指したい人におすすめ。
美容専門学校とエステティックスクールには、それぞれ以下の特徴があります。
美容専門学校 | 美容に関する知識を幅広く身に着けることができる |
エステティックスクール | エステティックに特化した内容を学ぶことができる |
美容戦専門学校は、学校教育法に則ったカリキュラムが組まれており、美容分野を幅広く学べるのが特徴。
エステティック以外の美容系資格取得も目指すことができ、美容の知識を総合的に身に着けたいという人におすすめです。
一方のエステティックスクールは、フェイシャルやボディエステなど、エステティックに特化した内容を学べます。
手技も念入りに学ぶことができ、エステティックを集中的に学びたいという人におすすめです。
②エステサロンで働きながら学ぶ
未経験からエステティシャンを目指す場合、エステサロンのパートやアルバイトで働きながら経験を積む方法もあります。
しかし、未経験からのスタートの場合、仕事内容は事務作業や掃除などがメインとなる場合がほとんどです。
そのため、エステティシャンとしての知識や技術を磨きたい場合は、営業時間外にコツコツと勉強し身に着けることが重要になります。
働きながらスキルをしっかりと身に着けたいという人は、研修制度の充実したエステサロンで働くのがおすすめです。
研修期間は3か月程度としている場合が多く、必要最低限の技術や知識、接客マナーについて学んでからサロンデビューとなります。
③独学でエステティックを学ぶ
専門学校やエステティックスクールに通う余裕がない場合は、独学で資格取得を目指すというのもひとつの手です。
資格を持っていることで、一定レベルのエステティックに関する知識・技術を持っているとされ、未経験者の就職時にも有利に働くことが多いです。
しかし、エステティシャンの資格を取得するためには、特定のスクールでのコース修了や、1年以上の実務経験が必要となる場合がほとんど。
また、独学の場合は実技の習得も難しいため、独学で資格取得を目指すのは非常に難しいと言えます。
そのため、エステサロンで働きながら学ぶなど、他の方法と併用するのがおすすめです。
資格あり・なしでエステティシャンの働き方はどう変わる?
エステティシャンには国家資格はありませんが、いくつかの民間資格が存在します。
それらの資格を取得しておくことで、知識や技術の証明となり、就職が有利になったり、資格手当などが貰えたりすることも。
エステティシャンとしてより良い条件で働きたいのであれば、資格の取得がおすすめです。
とはいえ、資格がないからといって「エステサロンで働けない」ということはありません。
エステのお仕事は経験を積むことで技術を磨いていける仕事であり、無資格・未経験でも求人は多くあります。
エステティシャンにはコミュニケーション能力も求められるため、人柄や素質を重視するサロンも多いですよ。
無資格の場合でも、自己PRや志望動機で「エステティシャンになりたい!」といった気持ちを具体的に伝えることが、採用につながるポイントとなります。
【AJESTHE・AEA】エステティシャンの民間資格にはどんな種類がある?
日本ではエステティシャンの国家資格はないものの、多くの民間資格が取得可能です。
これらの資格を取得することで、技術向上や信頼度のアップにも繋がりますよ。
ここからはエステティシャンの代表的な民間資格を紹介していきます。
日本エステティック協会 認定エステティシャン制度
まず初めに紹介するのは、一般社団法人日本エステティック協会(AJESTHE)の認定エステティシャン制度です。
日本エステティック協会は1972年に設立された日本で最も歴史のある団体で、エステティックの普及と発展を目的に活動しています。
代表的な資格には以下のものがあります。
AJESTHE認定エステティシャン | エステティックに関する基本的な知識・技術を持ち、適切なサービスを提供できる能力を持っているエステティシャンであることを証明する資格 |
AJESTHE認定上級エステティシャン | AJESTHE認定エステティシャンの上位資格。 専門的な知識・技術を持ち、お客様のニーズに答えるサービスを提供することで、サロンの利益やお客様の満足度を実現できる能力を持っているエステティシャンに与えられる |
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー | 深く総合的なエステティックの技術・知識を持ち、お客様に求められる実践力とサロンでの指導力を持つエステティシャンに与えられる資格。 |
AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン | AJESTHE認定ボディエステティシャン 衛エステに関する基礎知識と、フェイシャルケア・ボディケアの基礎を有しているエステティシャンに与えられる資格 |
AJESTHE認定衛生管理者 | エステサロンの衛生管理に関する資格。 eラーニングでの受講が可能。 |
AJESTHE美肌エキスパート®(美肌検定®) | 美肌に関する正しい知識を普及させることを目的とした資格。受験資格は設けておらず美肌に関心がある人なら誰でも受験可能。 |
AJESTHE認定ソシオエステティシャン | 医療や福祉に関する知識に基づいたエステティック行うエステティシャンに与えられる資格。 主に介護を受けている方や高齢者、闘病中の方などのケアを行うエステティシャン向け。 |
日本エステティック業協会 AEA認定資格
日本エステティック業協会(AEA)は、エステティシャンの社会的地位の向上や、エステティックを通した「美と健康」への貢献、エステティック産業の健全な成長を理念に活動している団体です。
1987年に設立され、AJESTHEに次ぐ歴史を持っています。
代表的な資格は以下の通りです。
AEA認定エステティシャン(基礎資格) | エステティシャンとしての基本的は知識や技術・接客マナーを有していることを証明する資格 |
AEA上級認定エステティシャン(上位資格) | AEA認定エステティシャンの上位資格で、知識と技術を活かし優れたサービスを提供できるエステティシャンに与えられる資格 |
AEA認定インターナショナルエステティシャン(最上位資格) | AEAの最上位資格。 高度な知識と技術を有し、グローバルに通用するエステティシャンであることを証明する資格 |
AEA認定講師 | AEAインターナショナルエステティシャン資格を保有し、3年以上の講師経験もしくは5年以上の実務経験を積むと申請できる資格。 この資格を取得することで、AEA認定校でエステティシャンの教育を行うことができる。 |
海外での活躍を視野に入れるなら国際資格もおすすめ!
国際資格は、エステティシャンとしての知識や技術が、世界水準で一定レベル以上であることを証明するものです。
国によってはエステティシャンとして働くために資格が重要視される場合もあるため、「将来的に海外で働きたい」と考えている人は国際資格の取得を目指すのがおすすめです。
代表的な国際ライセンスには、「CIDESCO」「INFA」「ICAM」があります。
CIDESCO(シデスコ) | 1946年にベルギーで設立した国際組織。世界に30か国以上の加盟国がある。 |
INFA(インファー) | ベルギーに本部を置き、EU加盟国に共通してエステティック教育・資格の認証を行っている国際エステティック連盟が認定する資格。 特にヨーロッパでは信頼性が高い。 |
ICAM(イカム) | エステティックの本場であるフランスで2000年に設立された、「フランス政府認可団体I.C.A.M.」が認定する資格。 エステティシャンに国家試験制度を設けているフランスの、高水準な知識・技術を習得することができる。 |
通信講座で資格取得を目指したい!学べるエステティシャンの講座を調査!
エステティシャンの資格取得を目指す人の中には、通信講座で学びたいと考える方もいるのではないでしょうか。
ここからは、エステティシャンの資格取得を目指せる通信講座を紹介していきます。
いずれも技術習得のためスクーリングが必要となりますが、基本的には自宅で自分のペースに合わせて学習できるため、「働きながら資格を取得したい人」や「スクールが遠方で通えない」という人におすすめです。
スリムビューティハウスアカデミー 通信教育コース
スリムビューティハウスアカデミーは、大手エステサロンであるスリムビューティーハウス直営のエステスクールです。
エステティシャンになるための基礎的な技術・理論・接客はもちろん、実践的なスキルや東洋美容が学べます。
通信教育コースは16日間のスクーリングが必要となりますが、充実した教材でエステティシャンの基礎をしっかりと身に着けることが可能です。
受講金額 | 265,650円 |
目指せる資格 | AEA認定エステティシャン・AJESTHE認定エステティシャン |
タカラ・インターナショナルエステティックカレッジ AJESTHE認定エステティシャン通信コース
タカラ・インターナショナルエステティックカレッジは、美容業界大手のタカラベルモントが運営するエステティックスクールです。
CIDESCO・CIBTAC・日本エステティック協会といった、国内外の主要エステティック団体の認定校でもあります。
通信講座では、「AJESTHE認定エステティシャン」の資格を取得を目指すことが可能です。
受講金額 | 215,710円~ |
目指せる資格 | AJESTHE認定 エステティシャン |
デフィーエステティックスクール AEA認定エステティシャン(通信)コース
デフィーエステティックスクールは大阪に所在するAEA認定校です。
170時間のスクーリングが必要ですが、日程が固定されていないため、仕事をしながらでも資格取得を目指しやすい点がメリットです。
受講金額 | 374,770円(未経験)/211,420円(経験者) |
目指せる資格 | AEA認定エステティシャン |
ナリス ビューティークリエーションカレッジ 認定エステティシャン講座(通信教育課程)
ナリス ビューティークリエーションカレッジはナリス化粧品が運営するエステスクールです。
合格のコツを知り尽くした講師の手厚いフォローが魅力で、2018年度の認定資格合格率はなんと100%。
スクーリングは29日間ありますが、少人数制なので丁寧に指導してもらえる点が魅力です。
受講金額 | 220,000円 |
目指せる資格 | AJESTHE認定エステティシャン |
タカヤマアドバンスビューティー専門学校 エステティック通信講座
タカヤマアドバンスビューティー専門学校は静岡県富士市にある厚生労働大臣指定の美容学校です。
こちらのエステティック通信講座は、既にエステサロンで働いている人やこれからエステティシャンを目指す社会人を対象としたコース。
短期実技のスクーリングと、日本エステティック協会の通信テキストを使用して資格取得を目指します。
コースの日程は個別に対応してもらえるので、忙しい人でも無理なく学ぶことが可能です。
受講金額 | 267,000円 |
目指せる資格 | AJESTHE認定エステティシャン |
独学でエステティシャンの資格取得は目指せる?
エステティシャンの資格取得を目指すためには、スクールで知識や技術を習得するのが一般的です。
しかし、学費としてある程度のまとまった金額が必要になるため、「独学で資格取得を目指したい」と考える人もいるのではないでしょうか。
エステティシャンとして働くためには資格が必須ではないため、学ぶ目的が「エステティシャンとしての知識が欲しい」「エステサロンを開業したい」という目的であれば、独学でも叶えることが可能です。
しかし、目指す先が資格の取得となると話が変わってきます。
エステティシャンの資格には、受験資格として実務経験やスクールでの講義受講が必要なものが多く、全くの未経験の状態から資格を取得するのは非常に難しいでしょう。
そのため、できるだけ費用を押さえて資格を取得したいのであれば、エステサロンで働きながら学んだり、比較的受講料の安い通信講座で学習するといった方法がおすすめです。
エステティシャンの資格取得するにはどれくらいの期間がかかる?
エステティシャンの資格取得には、認定校での講習が求められる場合がほとんどですが、どれくらいの期間で取得が可能なのでしょうか。
エステティシャンの資格としてベーシックな「認定エステティシャン」の場合、資格の取得条件として「認定スクールで所定のカリキュラムを300時間以上修了または、1年以上の実務経験」が求められています。
専門学校などに通う場合は2年、エステティックスクールや通信講座の場合は、6か月~1年半程度の期間でカリキュラムを組まれている場合が多いです。
中には3か月で資格取得を目指せる短期コースを設けているスクールもあるため、できるだけ短い期間で資格を取得したい場合はそのようなスクールを探してみると良いでしょう。
要注意!エステサロンのメニューによっては資格必要なエステティシャンの施術もある!
エステティシャンとして働くためには資格は必須ではありませんが、メニューによっては国家資格がないと行えない施術もあります。
国家資格が必要な施術
- シェービング
- まつ毛エクステや眉毛
- 鍼灸やマッサージ
まず、シェービングやまつ毛エクステなど、首から上の範囲の施術を行うためには、美容師や理容師などの資格が必要となります。
首から上のケアを行う施術と言えば、フェイシャルエステがありますね。
この多くのエステサロンで取り入れられているフェイシャルエステについても、美容師や理容師の施術範囲とされる場合があるんです。
簡単なマッサージや汚れ落とし程度であれば、エステでの施術を認められる場合がほとんどですが、事前に保健所に問い合わせを行うのが無難でしょう。
また、「マッサージ」という言葉を使用する場合も、注意が必要です。
通常「マッサージ」は、医師やあん摩マッサージ指圧師、理学療法師などが行う医療類似行為に分類されており、無資格のエステサロンでは行うことができません。
エステサロンでメニューに取り入れる場合には、「リラクゼーション」「トリートメント」「ほぐし」といった言い換えをすることが必要です。
【美容業界で働く人におすすめ】エステティシャンが持っているといい資格とは?
エステティックに関する資格以外にも、エステティシャンとして働く上で役立つ資格は多くあります。
特にカウンセリングでは肌や化粧品に関する知識も求められるため、それらの知識を習得できる資格を取得することで、お客様からの信頼度アップが期待できますよ。
おすすめの資格①:日本化粧品検定
日本化粧品検定協会が認定する資格です。
化粧品の基礎的な知識から、成分などの科学的な知識まで幅広く学べます。
おすすめの資格②:美容薬学検定
美容関連の薬学の知識があることを証明する資格です。
体の構造や機能や肌トラブルに関する知識から、化粧品やサプリメントなどの成分を、薬学という観点から学ぶことができます。
おすすめの資格③:美肌検定®
日本エステティック協会が認定する一般向けの認定資格です。
肌や体のしくみ、栄養や化粧品、セルフケアの仕方など、美肌に関する正しい知識を習得できます。
おすすめの資格④:スキンケアアドバイザー資格
日本スキンケア協会が認定する資格で、肌や化粧品に関する正しい知識はもちろんのこと、顧客満足度を上げるための接客方法も学べます。
医師・大学教授とトップエステティシャン監修の専門的な知識を習得できる点が魅力です。
【エステティシャンに転職・スキルアップ】働きながら資格取得するための方法を伝授!
エステティシャンの資格を働きながら取得したいと考える人も多いと思います。
資格の取得には専門学校やエステティックスクールに通う方法が一般的ですが、仕事をしていると学校に通学するのは難しいですよね。
エステティックが学べる学校には、全日制の他に、夜間や短期、通信と言ったコースを設けているスクールもあります。
働きながら資格取得を目指す場合は、自分の都合の良い時間に自宅で学習できる通信コースを受講するのがおすすめです。
何日かスクーリングする必要がありますが、日程を固定していないスクールもあるため、働きながらでも無理なく資格取得を目指すことができますよ。
おすすめのスクールはこちらを参照してくださいね。
看護師からエステティシャンに!持っていると有利な資格や働き方は?
近年では、メディカルエステや美容クリニックなどの美容業を目指す看護師が増えています。
医療業界では不足していると言われる看護師ですが、夜勤がなく、ライフワークバランスの保ちやすい美容業界では看護師の倍率が非常に高いです。
採用活動の場でライバルと差別化を図るためには、美容に関する資格の取得がおすすめです。
面接の際のアピールポイントになることはもちろん、お客様に適切なアドバイスをする際にも活かすことができ、勤務先での評価アップにもつながりますよ。
美容業を目指す看護師におすすめの資格
- 認定エステテティシャン日本化粧品検定
- スキンケアアドバイザー
- 美容薬学検定
- スキンケアマイスター
- サプリメントアドバイザー
美容業界で活躍する看護師の働き方としては、美容クリニックやメディカルエステが一般的ですが、中には自身でエステサロンを開業する看護師も増えています。
そもそもエステティシャンには資格は必要ないため、資格を持たないエステサロンオーナーも多いです。
看護師資格を持つ人がエステサロンを開業することで、信頼度が高く集客面でも有利になることが期待できます。
とはいえ、美容に関する最低限の技術や知識、経営のノウハウは必須です。
看護師がエステティシャンとして開業を目指す場合、まずは上記で紹介したような美容に関する資格を取得することをおすすめします。
また看護師がエステサロンを開業する場合は、美容クリニックでの勤務経験がある場合でも、医薬品や医療用機器の使用はできないので注意してくださいね。
【メリット・デメリット】エステティシャンの資格を取るとどんな利点があるの?
無資格でも勤務可能なエステティシャンのお仕事ですが、資格を取得することでどんなメリットがあるのでしょうか。
エステティシャンの資格を取得するメリット
- エステティックの技術力や知識が向上し、顧客満足度に繋がる
- 認定証が発行されるため、お店の集客に役立つ
- 就職や転職の際のアピールポイントとなる
- 資格手当など、収入面で優遇される事が多い
- キャリアの幅が広がる
エステティシャンの資格を取得する最大のメリットは、技術力や知識が向上することで、お客様の信頼度や安心に繋がるという点です。
お客様の満足する質の高いサービスを提供できるようになるため、リピーターの獲得にも繋がります。
また、就職や転職の際に有利に働き、収入面で優遇されることも多いです。
発行される認定証をお店に貼っておくことで、お店にとってもアピールポイントとして役立ちます。
独立の際は、資格を持っていることで集客率のアップが期待できるでしょう。
エステサロンの中には、応募や昇格の条件として資格の保有が必須としているサロンもあります。
資格を取得することで、キャリアの幅を広げられる点も大きなメリットです。
エステティシャンの資格を取得するデメリット
- 資格の取得に費用や時間がかかる
- 取得後は更新が必要な場合もあり、費用や手間がかかる
- お客様の評価は資格よりも実力が重視される
エステの資格を取得するためには、講習や学習のために多くの時間が必要です。
取得時はもちろんのこと、更新にもお金や手間がかかる点はデメリットと言えます。
また、資格の有無はお客様の安心や信頼感に繋がりますが、実際にサロンを選ぶときには「クチコミ評価の高さ」や「施術効果の高さ」が重視されます。
クチコミや施術効果が低い場合は、どんなに取得が難しい資格を所有している場合でも、集客につなげることは難しいです。
お客様の気持ちに寄り添った丁寧な接客を行うことはもちろん、資格取得後も努力を怠らずに技術を磨き続けていくことが重要となります。
資格が欲しいエステティシャンは資格取得支援制度のある求人を探すのもおすすめ!
エステティシャンが資格を取得する上で、資格取得時にお金がかかる点がデメリットと感じる方も多いです。
しかし、中には資格取得支援制度を設けているサロンもあり、業務上必要な資格の費用を会社側が負担してくれます。
たとえば大手脱毛サロンのミュゼプラチナムでは、JEM安全基準試験、JEMエステティシャン認定試験、スキンケアマイスター資格試験の3つの資格について、初回受験料を負担してもらえるんです。
資格を取得することで、資格手当をつけてもらえるケースも多く、モチベーションアップにも繋がりますね。
エステティシャンの資格取得を目指すときは、このような資格取得支援制度を設けているエステサロンで働くのもひとつの手です。
資格を取得して人気のエステティシャンを目指そう
エステティシャンの資格について紹介しました。
エステティシャンに資格は必須ではありませんが、資格を取得することでお客様の満足度をあげることはもちろん、自身のスキルや収入アップにも繋がります。
エステティックに関する資格はもちろんのこと、美肌やコスメなどに関する資格も視野に入れると、より活躍の幅を広げることができますよ。
エステティシャンが目指せる民間資格には多くの種類があるため、自分の求める条件に合った資格を探してみてくださいね。
資格を取得して、人気のエステティシャンを目指しましょう。
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